金沢が生んだ伝統野菜「加賀野菜」の魅力に迫ります

 

金沢の伝統野菜「加賀野菜」を連載企画でご紹介。旬の加賀野菜をピックアップし、その特長やアレンジレシピなどをお届けします。

前回のVol.1では、肉厚で食べ応えのある『金沢春菊』をご紹介しました。

 

Vol.1『金沢春菊』〜加賀野菜の魅力に迫る〜

Vol.2『金沢春菊』〜加賀野菜の魅力に迫る〜

 

Vol.3 『加賀れんこん』

Vol.1、Vol.2の金沢春菊に続き、Vol.3の今回ご紹介するのは『加賀れんこん』

産地:金沢市小坂地区、河北潟干拓地、薬師谷地区、才田地区、森本地区
出荷時期:8月下旬~5月頃

 

『加賀れんこん』は、独自の品種というわけではなく、他の産地でも栽培している「支那白花種」という品種のれんこんです。加賀の地での栽培歴史は、なんと300年以上! 
これまで様々な品種が導入されては改良が加えられ、昭和40年代中頃、支那蓮種から選抜育成してきたのが、現在の品種「支那白花種」なんだそう。現在では、加賀れんこんの栽培は、才田、森本地区、河北潟干拓地まで広まり、一大産地となっています。



粘土質泥地の土壌で300年以上という長い年月をかけて育てられるうちに、もっちりした食感に育ち、“加賀れんこんらしく”なってきたんだそうです。

一目置かれる加賀れんこんの品質

加賀れんこんは、全体的にずんぐりと太く、穴が小さい分肉厚であることが特徴です。太くて節間が短く、特に先の方の二節がおいしいんだとか。

 

また、でんぷん質が多くて粘りが強く、実が締まっていることも加賀れんこんの特徴の一つ。この特徴を活かし、金沢では伝統料理の「蓮蒸し」などに使われています。


さらに、肉質がとてもきめ細かく、可食部が雪のように白いのも、加賀れんこんならでは。栄養価が高く、すりおろすともっちりなめらか食感を楽しむことができます。

 

 

れんこんは土に埋まっているので、収穫するまでは目で見ることができません。しかし、加賀れんこんの生産者さんたちは、葉や茎の様子を見れば、その下にのびているれんこんの状態がわかるんだそう。これは、長年培ってきた経験があるからこそ成せること……。
しっかりと手間をかけ、伝統を受け継ぎながら大切に育ててきた生産者さんたちの汗と想いこそが、加賀れんこんの高い品質を保っているんですね。

 

なお、加賀レンコンは以下のサイトから購入が可能です!

https://sakaidafruits.com/vegetables/406/

 

次回は『加賀れんこん』を使ったレシピをご紹介!

お楽しみに!

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